New Direction 第3号。 第3号まで1号から7か月かかり、ようやく発行できた。 この当時の自分はブラック企業の社員で残業は毎月130時間を超える状態だったのだが、若さですかね。必死で作ったようです。 このころのSaturday's Kidsもだいぶ円熟期というか、主催ライブも3回目を終え、東京からコレクターズを招いたりと、シーン盛り上げに尽力していたころである。
にもかかわらず、紙面2ページ目で反響や意見が少ないとぼやいているのは、東京を意識して大阪でもシーンを作り上げようとしても盛り上がらない事への歯がゆさとジレンマだろう。
表紙はJimmy (Quadrophenia)
頑張っても反響が得られないもどかしさが表れてます。
色々小難しいことを言っていますが、要は「みんななんか言うてくれ、もっと参
加してくれ」ってことですね。
Kid's Over Party後の加藤君のインタビュー。ライブ後でかなり疲れているにもかかわらず、若いインタビュアーにも大人の態度で接してくれた加藤君に感謝です。
執筆者が変わっても、尖りっぷりは変わりません。(笑)
なんせFワードも出ますから。
なにがそうさせるのか?謎ですねぇ。
といいつつ、さりげなく最後は広告というところはニクイですね。(笑)
あの、アレキサンダーの貴重なインタビュー
新しいドラマーを迎えてのインタビューです。
ツクダシンゴ氏渾身の力作。見開き2ページの特集です。
ページデザインにめちゃくちゃ頭を絞って、苦し紛れにまとめた記憶が。
新しい執筆者、タナカヒデアキ氏が加わる。
後のGearのボーカル、The Hairボーカルのジュリー田中氏です。
タナカ氏は商業主義への疑問、カワイ氏は、相変わらずコテコテの大阪弁でデカいことをしようとぶち上げてま
す。時代ですねぇ。正直で良いフリートークだと思います。 でも、罫線がゆがんでいるところに編集者の疲れが見えますね。
もう1名の新執筆者、ヒノ氏登場。
熱く尖って、パワーだのアナーキーだの、東京に負けへんだの「とんぼり人情」
時代からの変化が読み取れます。
このころから紙面を割いてマージービートのプロモーションを行ってゆこうとの
話から生まれた1ページです。
Atomic Wine、Plans of Lunaticsの両方はまさにマージービートらしい曲です。 ちなみに中戸君の歌詞では、「俺」「ヤツラ」の言葉がよく出てきます。
ロゴを手書きでまねて書いたものの、苦しさが出てます。疲れてたなぁー。
陰の実力者というか、Saturday's Kidsライブパーティーの立役者でマージービー
トマネージャーのトダカ氏の一言。平均年齢19-20歳の中で唯一の大人だった彼
の言葉は今読み返すと色んな意味で興味深い。
本来裏表紙になるべきような、苦し紛れのベタ焼き。
写真はKid's Over Partyからと思われる。
でも、このネガを紛失した今となっては貴重といえる。
背表紙は今回もオオニシ君デザイン。 ありがとうございました。
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